AGAに対する治療は飲み薬がメインとなります。現在までに2種類の症状の進行を抑える内服薬があります。当院ではフィナステリド®(プロペシア®のジェネリック)、デュタステリド®0.5mgZA(ザガーロ®のジェネリック)を扱っております。いずれも保険外診療となります。
薬品名 | 金額 |
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フィナステリド®1mg(プロペシア®のジェネリック) | 28日分 4,800円(税込) |
デュタステリド®0.5mgZA(ザガーロ®のジェネリック) | 30日分 6,300円(税込) |
両薬剤ともAGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)産生を抑制する働きがあります。DHTへの変換に関与する5α-還元酵素はⅠ型、Ⅱ型とあり、フィナステリドはⅡ型のみ抑制するのに対し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型両方を抑制するためより効果が期待でき、フィナステリドの1.6倍の発毛効果が認められるとされております。フィナステリド、デュタステリドとも効果を実感するのに3か月~6か月くらいかかります。副作用としては性機能低下(勃起不全、射精障害、性欲衰退など)、肝機能障害がありますが、いずれも稀な症状です。
ミノキシジルには発毛や髪の成長を促進する作用があります。頭皮に直接塗ることで毛母細胞が刺激され、細胞分裂が活発になるからです。頭頂部や前頭の薄毛に対して高い効果を発揮することが認められています。
日本皮膚科学会が作成した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」では、ミノキシジル外用液による治療は「推奨度A」=「最も高い推奨度」となっています。男性型脱毛症では5%ミノキシジルが、女性型脱毛症では1%ミノキシジルが推奨されております。
当院で採用している“ミノキシジル配合外用液「FCI」”は第1類医薬品として国内で承認を受けた薬剤です。男性型脱毛症、女性型脱毛症のそれぞれに対応するため、5%製剤と1%製剤の両方を取り扱っております。また、このミノキシジル配合外用液「FCI」にはミノキシジルの他、3種の有効成分が配合されており、これらの成分で頭皮環境を整えます。
I-メントール 掻痒感(かゆみ)を抑える
トコフェロール 皮脂の酸化を防ぎ、頭皮を保護。
ピリドキシン 皮脂の抑制
なお、このミノキシジル配合外用液「FCI」をもらうには診察が必要となります。また自費診療の薬剤です。
ミノキシジル配合外用液5%「FCI」(男性用) | 5500円(税込) |
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ミノキシジル配合外用液1%「FCI」(女性用) | 4400円(税込) |
※上記金額とは別に、初診料2200円、再診料1100円、処方料500円などが別途かかる場合があります。